第39回横浜市春季少年サッカー大会
L-14ブロック 2012.4.22~
<4月22日> 新石川小グランド
vs太尾FC 1-0 (西原)
vs大豆戸FC 0-2
<4月30日> 西長沢グランド
vs夏山SC 4-1 (池田、小串)
vs元石川SC 1-2 (白須賀)
<5月4日> 新石川小グランド
vsFC杉田 1-3 (齋藤)
vsバディーSC 0-4
Lクラスの市春季大会は、2勝4敗で7チーム中5位となり、残念ながら決勝トーナメントには進出できませんでした。
しかし、U-12のトップレベルのサッカーを肌で体験し間近で見られ、子供達にはとても勉強になったと思います。
1日目(4月22日)の太尾FC戦は初戦のカタさもそれほどなく、良い緊張感で試合に入ることができました。
攻撃面ではこれまで徹底してきたショートパスのかたちに、シンプルに裏を狙うロングパスが加わり、この大会のために準備してきたサッカーができていました。
惜しいかたち、惜しいシュートはあるもののなかなかゴールが奪えないなか、ユウヤがねばって得たフリーキックをカイが直接ゴールし、先制点を奪うことができました。
守備面ではカズマ・ショータを中心にマークのズレもなく、ボールを奪ったあとのショートパスに、『クリアーでプレーを切る』という選択肢を加え、こちらもこの大会のために準備してきたサッカーができていました。
追加点を奪えなかったことは反省点ですが、失点の心配はなく、理想的なゲームができたと感じています。
大豆戸FC戦は、試合開始のキックオフのバックパスで連携ミスが起こり、ワンプレーで自陣深い位置からの相手スローインとなってしまいました。
これが直接失点に繋がったのではありませんが、明らかに動揺し、それを断ち切れないままたて続けに2失点してしまいました。
徐々に落ち着きを取り戻し、マイボールの時間を増やすことはできましたが、プレッシャーの速かった太尾FCのさらに上をいく速さでプレスをかけられて、自由な状態でボールを持たせてもらえませんでした。
大豆戸FCの選手はひとりひとりの個人技が高く、それでもシンプルに預けるところ、仕掛けるところの判断がとても速く正確で、ボールの取りどころを限定させてくれないとても素晴らしいチームでした。
後半は本牧のシュートチャンスも増えて、五分五分の戦いができていましたが、ゴールは奪えずそのまま0-2でタイムアップとなりました。
2試合とも、とてもレベルの高い相手でしたが、選手たちは本当によく頑張ってくれたと思っています。特に、達也がオズグッドで欠場しヒロキも病欠でプレッシャーがかかるなか、ショーゴが本当によく頑張ってくれました。大豆戸戦の後半、決定的なピンチを3、4回すべてストップしてくれました。
最終日のFC杉田戦は、齋藤タクミのゴールで先制して前半を折り返しましたが、後半相手チームにペースを握られる時間が徐々に増えていきました。
全体的に相手選手への寄せがあまく、ペナルティ外からの似たようなかたちからミドルシュートを打たれて3失点してしまいました。このあたりは今のチームのキーワードである、『ボールを奪えなくても相手の自由を奪う』ということを常に意識しながらプレーすることが必要になると思います。
『自由を奪う』とはつまり、相手選手を『なんでもできる状態』にしておいてはいけないということです。ドリブルで自由に運ばせない間合い、シュートモーションに入ったらブロックできる間合いを常にキープできるように意識してほしいと思います。
バディーSC戦は、前半早々に相手チームへPKを与えたものの失敗。コーチ陣としてはあのファールはとても前向きにとらえています。
杉田戦で少しゆるいマークに対して修正をした結果であり、これからの試合ではあの位厳しく、速いプレスが必要になります。
ルールの中で厳しくプレーをして、ファールになったらごめんなさい、この考えでプレーしてください。もちろん謝ればなんでもアリではありません。必ず『ルールの中で厳しく』です。
コーナーのマークのズレから失点してしまいましたが、ディフェンスラインに対する直之コーチの積極的な指示があり、中盤をコンパクトに保つ手応えを掴みながらハーフタイムに入りました。
後半も高いディフェンスラインを保つことと、ウラのスペースをタツヤがカバーすることで相手チームをだいぶ困らせることはできたと思います。
さすがにシュートチャンスを与えてもらうことはできませんでしたが、U-12のトップレベルのサッカーを間近で見られ、とても勉強になったと思います。