第40回神奈川県少年サッカー選手権大会(低学年の部)
ブロックリーグ 低学年16ブロック
2014.1.12 綾瀬スポーツ公園
vsバリチェ(その他) 5-0 (小林、渡辺(裕稀)×2、笹島、高橋)
vs北の台SC(綾瀬) 0-2
1回戦は対戦相手のプレッシャーがあまりかからない中、のびのびとプレーが出来ました。
前半は圧倒的に攻め込んでいるも最後のフィニッシュがポストに当たったり相手GKのファインセーブに阻まれたりしてなかなか得点出来ない嫌な展開でしたが、前半終了間際に相手ゴールキックをカットしてロイが決めてくれて1-0としました。
後半は波に乗り、後半5分相手クリアボールをゼンタがインターセプトしてユウキへパスして得点。13分にもロイのコーナーキックをユウキが押し込みました。ツートップのタツヤ、トップ下のミズトがよく動き回りスペースを作ってくれました。終了間際には一つポジションをあげたマヒロがそれに応え相手クリアミスを豪快にミドルシュートを決め、最後は再びロイのコーナーキックをレイがワントラップで直前の練習で行なった見本通りのシュートを決めてくれました。DFではイブキ、コウキ、カズマ、タケルの3年生が残念ながら病欠のマレイの穴をしっかりと埋めてくれました。
トータル5-0の快勝でしたが、最後の方は攻めが単調になり中央から無理に突破していく形ばかりとなり決めごととしていたサイドを有効に、スペースを広く使う意識が少なくなったところを各コーチから次の試合に向けて強くアドバイスがありました。
2回戦の北の台SC戦はホストチームとの対戦。心配していた通り無理な攻撃が多く、マークがルーズになり終始攻められている展開となりました。しかしユウア、マヒロ、イブキを中心とする守りで守ってはカウンターというスタイルでなんとかしのいではいましたが前半終了間際にマークがズレてフリーになったところをサイドから決められて痛恨の失点。0-1で折り返します。選手の意識は大変高く積極的に声も体も動いていましたが、ボールを奪ったあとも単調な攻めとなりまた相手のプレッシャーがかかると正確性を欠いてしまいなかなかゴールを奪えません。ユウアの動きが大変よかったためPKになればかなりチャンスがあると思っていましたが、ゴール前の混戦からのルーズボールがゴールにこぼれてしまい0-2とされ残念ながらそのまま試合終了となりました。
悔しい2回戦敗退ですが、選手個々のサッカーに対する気持ちが大変高くなり大変うれしく思います。春から比べると同じチームかと思う位一体感がありました。レギュラーメンバーを多く落としての試合でしたが、穴を埋めてくれた3年生は初めての40分の試合で最後まで一生懸命プレーしてくれました。
その一方でプレッシャーを受けたときのプレーの質はまだまだ「定着」「習熟」とはほど遠く、コーチも選手も大きな課題が明確になったのも事実です。1年を通して基礎技術の向上、仲間との一体感を目指して指導してきました。少しずつですが確実に成長が見られます。今後は基礎技術の「定着」および基本的な戦術の指導に入っていきたいと思います。
この悔しさを練習でぶつけてくれれば必ず技術も精神も向上すると思います。よかったプレーとまずかったプレーを是非ご家庭でお子さんに聞いてみて下さい。自分の言葉に出来ると何かが変わるものです。