第46回横浜国際チビッ子サッカー大会
LLの部
【LL-B(ブラック)】
LL‐2‐6ブロック 2014.9.21~10.4 本牧小グランド
<9月21日>
vs三ッ沢ダックスFC 0-5
vsたちばなキッカーズ 1-1 (清水)
<9月27日>
vs東汲沢SC 6-0 (清水、松本、斎藤、坂邊、原田、OG)
vsたちばなキッカーズ 0-3
<10月4日>
vsFCソレイユ 1-0 (齊藤)
vsEMSC 0-4
LL-ブラックチームの初戦(三ッ沢ダックスFC戦)は、キャプテンのタケルとサブキャプテンのマサルを中心に子供達で話し合い、自主的に決めたスターティングメンバーでキックオフを迎えました。
試合の入り方はがバタバタしていた中で、右サイドを立て続けに崩され、2点を早々に失いました。
試合前に、①ボールを怖がらず、相手とボールに早く寄る、②カバーとフォローを徹底する、③ボールを諦めずに追い掛け回す、の3点を約束しましたが、中々できず、前半終了間際にも左サイドからのセンタリングをゴール前で詰められ、0-3で前半を折り返しました。
ハーフタイムでは、3つの約束をちゃんとやることに加え、ボールだけでなく周りを見るという基本事項も再確認して、後半に臨みました。
しかし、後半もボールを相手に支配され、公式戦で初めてGKとなったヨシキやタケル・カズマのDF陣のミスもあり、後半も2失点し、0-5で、LL-ブラックの初戦を終えました。
2試合目戦は、第1試合を19‐0で勝利しているたちばなキッカーズ‐Aが試合相手で、厳しい試合展開が予想されました。
しかし、子供達は第1試合とは別のチームのような動きの良い試合を見せてくれました。
前半最初の相手のボール回しのまだ甘いところを、中盤でコウ・ヨシキが相手ボールを追い掛け回して奪ったボールを清水ユウトがフォローしドリブル突破、そのままゴール前まで持ち込みシュート、先制点を奪うことができました。
その後は、予想通り相手のボール支配時間の長い試合展開でしたが、GKシンエイのファインセーブ、タケル・ヨシキの体を張ったディフェンス、マサル・清水ユウトのカバーで何とか相手に得点を許さないでいましたが、前半終了間際に左サイドからPKエリアに侵入され失点し、1‐1で前半を折り返しました。
後半も相手の攻撃を、GKシンエイ、DFのタケル・ヨシキ、MFのマサル・清水ユウトの献身的な守備に加え、福地ユウトのヘッドクリア、カズマのサイドでの粘っこいDFで、何とか相手に点を許さず、1‐1で引き分けとなりました。
試合後の子供たちの感想は「疲れた~~」。クリアボールがFWに収まらず、ひたすらディフレンスに追われた中で、良く動いて相手を抑えたと思います。
ただ、このままでは、引き分けはあっても勝利はないので、「しっかりディフレンスして、そのクリアボールをFWが拾って収め、MFがそのボールをフォローする」そういった形で、次の試合は勝利しようと子供たちと話しました。
2日目の第1試合(東汲沢SC戦)は、1日目の反省もあり子供達に「ディフェンスはタケルとGKシンエイに任せ、攻め上がれ」と指示し攻撃重視で試合に臨みました。
前半から、圧倒的にボールを支配できるのですが、ボールに密集してしまったり、シュートが遅かったり、不正確だったりで、中々得点できずに時間だけ過ぎていきました。
このまま無得点でハーフタイムかと思った時に、ケンタがゴール前の密集からのこぼれ球を押し込み、公式戦初得点で先制してくれました。
その得点で楽になったのか、後半に入ると、マサルがドリブル突破でやっと得点、ユウスケがゴール前で粘って相手オウンゴールを誘い3点目、その後はPKをタケルが決め、コウのループシュートやマサルのセンタリングを清水ユウトが詰めるなど、6-0で勝利できました。
個々の技術では格上の磯子フレンズSC戦では、子供達は気持ちの入った良い試合を見せてくれました。
試合の主導権は相手に握られましたが、DF陣では、GKシンエイはスーパーセーブと早い飛び出しを連発し、タケルが最終ラインでコーチングしながら献身的なディフェンスをすれば、カズマが相手CKにヘディングクリアーをトライ、ヨシキも周りを見てボールにアタックしていました。
マサルと清水ユウトのMF陣は中盤で激しく相手とボールにチャレンジしていましたし、コウ・福地ユウト・ユウスケ・ケンタは前線で味方のクリアーボールを収めるべく動き回りました。
結果的には0-3で敗れましたが、3点ともに完全に崩されたものではなく、相手の方がボールへの寄りとプレースピードがちょっと早くプラス運も相手にあった、そんな感じを受けるほど、子供達のプレーは良かったです。
最終日のFCソレイユ戦は、この大会で成長した子供たちに神様がプレゼントしてくれた1点を、子供たちが一所懸命守り切って勝利した試合でした。
いつもの布陣とは違い、GKにヨシキ、DFは右からケンタ・シンエイ・ディエゴ、ボランチにタケル、その前にマサルと清水ユウト、トップに福地ユウトで試合に臨みました。
声が少ないのと相手に対して足だけ(身体ではなく)でアタックする、という点以外は、全員がカバー・フォローをし、相手とボールにしっかりアタックし、ピッチを走り回っていました
ベンチだったユウスケとコウも、試合後半はピッチの仲間に声をかけることができ「このチームでのベスト試合かな」と思わせる試合でした。
この大会の最終試合は、個々の技術では格上のEMSC相手でしたが、折角ベスト試合かなと思わせる試合の直後の試合としては、ガッカリな試合でした。
キックオフ直後に、相手に右サイドからセンタリングを中央で合わされ失点、その4分後に中央からフリーでミドルシュートを決められ、試合開始早々に2失点しました。
その後は、相手に完全にボールを支配され、後半も2失点し、0-4で試合終了。
点数差以上に一方的な試合で、楽しくない最終試合で、ブロック予選敗退が決まってしまいました。
試合前に、この大会の最終戦であり「30分間 走り回れ」と指示しましたが、清水ユウト以外は試合後も体力に余裕のある状態。。
「この子たちは、褒めると図に乗るのか」と思うほど、戦う気持ちが見られない試合でした。。